登壇者

日本での実現を応援するため、米国からバリー・バリッシュ博士とシェルドン・グラショウ博士の2名のノーベル賞物理学者が来日します。

登壇者ご紹介

シェルドン・グラショウ博士

シェルドン・グラショウ博士(Sheldon Lee Glashow, 1932年12月5日生まれ)は、アメリカ合衆国の物理学者で、ボストン大学の数学・物理学の教授です。

自然界には「重力」「強い力」「弱い力」「電磁力」の四つの力があります。これら4つの力は、宇宙が誕生した頃はひとつの力であった、と科学者たちは考えています。そこで、これら4つの力を統一的に説明しようと研究が進められています。

グラショー博士は、この4つの力のうち弱い力と電磁気力が深く関係していることを発見しました。電気や磁気、光、そしてある種の放射線はどれも「電弱相互作用」というひとつの力で統一的に説明できることを示したのです。のちに、アブドゥッ・サラーム博士とスティーヴン・ワインバーグ博士が、この理論に素粒子に質量を与える「ヒッグス機構」(ピーター・ヒッグス博士が提唱)を合体させ、電弱統一理論を生み出しました。この研究により3人は1979年度のノーベル物理学賞を受賞。この考えは現在の素粒子の標準理論の骨格を成す重要な理論です。

グラショウ博士は標準理論の生みの親の一人として、標準理論を超えた素粒子理
論の方向性を定めるにはILCの実験が最も適しているとして、日本のILC誘致を応援しています。

 

バリー・バリッシュ博士

バリー・クラーク・バリッシュ博士(Barry Clark Barish、1936年1月27日 は、アメリカ合衆国の実験物理学者。カリフォルニア工科大学名誉教授「Linde Professor of Physics」。重力波研究の第一人者で、2017年、キップ・ソーン博士、レイナー・ワイス博士と共に、『LIGO検出器および重力波の観測への決定的な貢献』が認められノーベル物理学賞を受賞しました。

バリッシュ博士は、ILCと非常に深い関係があります。

ILCは粒子を加速する方式として「超伝導加速」を採用しています。1990年代には、日米欧がそれぞれILCのような直線型衝突加速器の計画を持っていました。2004年8月に「国際技術勧告委員会(ITRP))」が加速器の基本技術を超伝導加速方式に一本化する勧告を行いました。そして、世界で1つの計画、「国際リニアコライダー = International Linear Collider (ILC)」に統合されたのです。バリッシュ博士は、このITRPの議論を委員長として率いました。

その後、ILC設計のための組織「国際共同設計チームGloban Design Effort)のディレクターを2005年から2013年まで務め、世界に散らばる2000人以上の科学者をまとめて、ILCの最初の設計図ともいえる「技術設計報告書」を完成させました。

バリッシュ博士は、素粒子物理学の研究を進めるために「ベストな選択」が電子・陽電子衝突加速器であると言っています。そして「私たちはその設計を手にしている」と。

そう、それはILCのことです。

バリッシュ博士のILC応援メッセージはこちらからご覧ください。

 

 

ビデオメッセージ

小柴昌俊博士(2002年ノーベル物理学賞)大隅良典博士(ノーベル生理学・医学賞)からのメッセージ映像も上映いたします。

小柴 昌俊博士
大隅 良典博士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お申し込みはこちらから